おつかれ山です、マッシュです。
登山をするとき、もしかして夏山と冬山で同じリュックを使っていませんか?
僕も以前は、夏も冬も同じリュックを使っていました。
でも、ある日ふと思いました。
「スノーシューやピッケルを取り付けやすいリュックが欲しい」
それでいろいろ探してみたんです。

そこで見つけたのがドイター フリーライダープロ 32+10。
もともとはバックカントリー用のリュックです。
実際に使ってみた感じたのは、パッキングのストレスが激減したことと軽くて担ぎ心地が良いことです。

32Lベースに10L拡張できるので容量は十分。
バックカントリー用なのでスノーシューやピッケルなどスノーギアを取り付けやすい仕様です。

メインコンパートメントにはバックパネルからもアクセスできるため、スノーギアを付けた状態でも道具の出し入れが可能でパッキングがとても簡単。
夏山用リュックだと通気性の良いメッシュ構造のバックパネルが多いですが、フリーライダープロは背中の冷えを防ぐためより密着したフィット感で表面に雪が付着しにくくなっています。


そこで今回はドイター フリーライダープロ 32+10を実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを正直レビューしていきます。
雪山登山する人にぜひおすすめしたいアイテムですので、ぜひ最後まで読んでください。
僕が使っている登山道具リストも公開していますので、ぜひ参考にしてください。
ドイター フリーライダープロ 32+10を雪山登山で使ったレビュー
身長180cmの僕が担いだときのサイズ感とフィット感

身長180cmの僕が担いでも特に違和感なく使えています。
バックパネルはスパンデックス素材を使った「ドイターライトスノーシステム」というテクノロジーを採用しており、軽量化・フィット感向上・雪の付着防止などのメリットがあります。


実際に担いでみると上半身を大きく動かしてもブレない感じがします。
スノーシューやピッケルなど大きい荷物を外付けすると重心が後ろになって振られる感じがしそうですが、体にしっかりくっついてバランスを保ってくれます。

夏山ではメッシュ状のバックパネルの方が涼しくていいですが、冬は寒くて困ります。
その点、背中と密着して風を通さないので冷えを防いでくれます。
このバックパネルは雪が付着しにくい素材で、休憩で地面に下ろしたときに雪が付いても、手ではらえば簡単に落ちてくれます。

ヒップベルトポケットの位置は後ろ気味な感じで、やや取り出しにくいです。

僕はポーチとボトルホルダーをショルダーハーネスに付けていますが、その位置関係も高すぎず低すぎずでちょうど良いです。
冬の日帰り登山に必要な道具をしっかり収納できる

容量32Lあるので、防寒着などが増えて荷物が多くなりがちな冬の登山道具もしっかり収納できます。

雨蓋のないパネルローディングなので、メインコンパートメントへのアクセスがラク。
日帰り登山で使うリュックならパネルローディングの方が好きです。

メインコンパートメントは結構深さがあり、大きめの荷物でも余裕で入ります。

トップ部分のポケットは裏地がマイクロフリースで厚みもあるので、ゴーグル収納にちょうど良い。
ゴーグルって小物ですが、収納時に場所とるし、ウェアと同じ場所に収納すると取り出しにくいですよね。
ゴーグルを入れられるポケットがあると登山のときは超便利です。

フロント部分にもポケットがありますが、マチがないので薄めのものしか収納できません。
僕はハードシェルパンツを入れたりしていますが、ぴったり入るといった感じ。
メインコンパートメントをパンパンに詰めすぎると、フロントポケットにシワ寄せがくるので注意です。

商品名に「+10」という文字が入っているとおり、10L分の容量を拡張できます。

メインコンパートメントのファスナーを開けるとロールトップ式の開口部があります。
このロールトップ式の部分が「+10L」の拡張部分になるわけですが、拡張するとファスナーが閉められず外に飛び出します。
外に飛び出す見た目が個人的にはあまり好みじゃないないので、あまり使う機会はないかなと思っています。
日帰り登山なら拡張しなくても収まるので、容量的にはベースの32Lで十分です。
スノーシューやピッケルを取り付けやすい

フリーライダープロは、バックカントリー用のリュックだけあって、スノーギアを取り付けやすい仕様になっています。
サイドストラップを使えばスノーシューを簡単に固定。
通常のリュックだと、付属のストラップだけではスノーシューのような大きいギアを取り付けられないことが多いですが、その点フリーライダープロはラクに着脱できます。
MSRライトニングアッセントならピッタリ重ねられてスッキリ取り付けられます。


トレッキングポールは、サイドストラップにも取り付けられるし、コードロックにも固定できます。

ピッケルもこのコードロックを使用することで固定できます。
スノーシューと同時に取り付けられるか試してみたら、無理なく固定できました。

付属するヘルメットホルダーを使うことでヘルメットも固定できます。
4箇所あるループにヘルメットホルダーのフックをかけることで取り付けられます。
冬山登山をする際の悩みのひとつがスノーギア固定の煩雑さですが、フリーライダープロは「かゆいところに手が届く機能」がいっぱいあって使うのが楽しいアイテムです。
バックパネルからも開けられるので奥にある道具も取り出しやすい

バックパネルからも開けられる「バックアクセス」機能があるので、スノーシューを取り付けていてもメインコンパートメント内にアクセスできて、奥にある荷物でもすぐに発見できます。
12本爪アイゼンなどの大きめの荷物は上部からは非常に取り出しにくいですが、バックアクセスなら簡単に出し入れできるので着脱時の煩わしさ激減です。
バックアクセスはボトル収納時にも役に立っています。
僕は冬山登山のときは、行動中に飲む用1本と補充用1本の合計2本の保温ボトル持って行きます。
補充用の750mlボトルは行動中はリュックに収納していますが、補充したいときにすぐに取り出せて助かっています。
ヒップベルトのポケットは行動食の収納にちょうどいい

リュックを下ろさずに開け閉めできるヒップベルトのポケットは、日帰り用の行動食を収納するのにちょうど良い容量。
前述したように、ポケットの位置がやや後ろ寄りな感じでファスナーを開けにくい感じはしますが、小腹が空いたときにリュックを下ろさずに取り出せるのは非常に便利です。
意外と奥行きがあってマチもあるので、思った以上に詰められます。
カロリーメイトやプロテインバー、冬はチョコなんかも収納しています。
ジッパータブが短くグローブをしていると掴みづらい

フリーライダープロは冬山で使うことを想定しているわりには、ジッパータブが短いなという印象です。
冬山ではグローブをする機会が多いですが、特に厚手のグローブをしながらファスナーの開け閉めをするとジッパータブを掴みづらいと感じました。
僕が使っているソロイストグローブを装着したままジッパータブを操作しようとすると時間がかかって少しストレスです。
冬山で素手になるのはリスキーなので、インナーグローブをしていればジッパータブ操作の際に冷たい風に直接当たることもなく安心です。
サイドポケットがなく小物用の収納場所が少ない


フリーライダープロは通常のリュックには付いているサイドポケットがありません。
冬山でリュックの外の空気にさらされるサイドポケットだと凍結するおそれがあるためです。
サイドポケットにはボトルのほか小物類を収納していることも多いと思いますが、フリーライダープロの場合それらはすべて内部に収めなければなりません。
夏山とは収納場所が違ってくるので、冬山のパッキングにはひと工夫が必要です。
「フリーライダープロ」と「フリーライダー」の違い
個人的には、いざというときの拡張機能があることとトップポケットにゴーグルを収納できることからフリーライダープロが好みです。
フリーライダーはメインコンパートメントのファスナーの向きが垂直方向なので、開け閉めの際にサイドストラップが邪魔になるのがイマイチ。
バックアクセス、アバランチギアポケット、サイドストラップ、ヘルメットホルダーなどの機能は両モデルに備わっています。



ドイター フリーライダープロ 32+10のスペックと外観
スペック
| 商品名 | ドイター フリーライダープロ 32+10 |
| 用途 | 冬山登山、バックカントリー |
| カラー | サバンナ、ブラック |
| 重量 | 1,100g(実測1,195g) |
| 容量 | 32+10L |
| サイズ (高さ×幅×奥行) | 58 × 33 × 18 cm |
| 機能 | ライトスノーシステム バックオープニング アックスアタッチメント |
| 付属品 | ヘルメットホルダー |
実測重量

実際に重量を測ったみたら1,195gでした。
スペック表では1,100gなので、結構違いますね(笑)
全体の外観


カラーはブラックを選択。
冬用のリュックなので、外部のポケット類が少なくスッキリした外観です。
メインコンパートメント

日帰り登山には十分すぎる32Lの容量。
冬の登山に必要な道具もちゃんと収まります。
ロールトップ部分を外に出せば10L拡張が可能です。
ハイドレーション機能もついています。
トップポケット

メインコンパートメントの上部についているトップポケットは、裏地がマイクロフリースになっているのでゴーグルをそのまま入れても傷がつきません。
フロントポケット(アバランチギア用)

雪崩対処用の道具であるアバランチギアを収納するためのフロントポケット。
僕はバックカントリーでは使用していないため、ハードシェルパンツであるマウンテンパンツを収納していることが多いです。
バックパネル(ライトスノーシステム)


バックパネルはドイター独自のライトスノーシステムというテクノロジーを採用。
雪が付着しにくく、湿気をブロックする素材です。
メッシュ素材が多い夏山用リュックと違って、体に密着して風を通さないことで背中の冷えも防いでくれます。
ショルダーベルト、チェストベルト、ヒップベルト

ショルダーベルトは柔らかい素材で、荷重を分散して肩にかかる負担を軽減してくれます。
僕は左にスマホ用のポーチ、右にドリンクホルダーを付けています。


サングラスホルダーも付いています。

チェストベルトには熊鈴をかけられるループとホイッスルがあります。
ヒップベルトには、行動食を収納するのにちょうど良いポケットあり。
サイドストラップ


スノーギアを取り付ける際に使うサイドストラップ。
使わないときは丸めて面ファスナーで留めておけば端末がブラブラしません。
コードロック

コードロックはピッケルやトレッキングポールを留める際に使います。
フリーライダープロは左右2ヶ所ついていますが、フリーライダーは片側1ヶ所のみ。
ヘルメットホルダー

フリーライダープロにはヘルメットホルダーが付属します。
ロープホルダー

ロープホルダーはメインコンパートメントのファスナーを開けたところ収納されています。
スキー用ホルダー

スキー用ホルダーとして使えるストラップは、ショルダーベルトの上部にに収納されています。
サイドストラップと繋げるとことでスキー板をフロント部分に固定できます。
ドイター フリーライダープロ 32+10はこんな人におすすめ

ドイターフリーライダープロ 32+10は、「スノーギアを固定しやすいリュックが欲しい人」かつ「道具の出し入れをラクにしたい人」におすすめ。

僕のお気に入りポイントは、サイドストラップとバックアクセスです。
スノーシュー、トレッキングポール、ピッケルなど、冬の登山は装備が多くなりがち。
でもフリーライダープロなら一番大きなスノーシューでも付属のサイドストラップで簡単に固定できます。

バックアクセスがあるおかげでスノーシューなどを取り付けた状態でも荷物の出し入れができるのも大きなメリット。
冬山では状況に応じて必要な道具を素早く用意しなければなりません。
フリーライダープロならどこに収納していてもすぐに取り出せるので、リュック内の荷物を掘り起こして探すことがありません。
ドイター フリーライダープロ 32+10の実使用レビューまとめ

今回は、ドイター フリーライダープロ 32+10をレビューしてきました。
荷物が多くなりがちな冬の登山でも日帰りには十分な容量で、道具の出し入れもスマート。
スノーギア固定に便利なサイドストラップ、バックアクセス、雪が付着しにくいバックパネルなどなど。
便利な装備が満載。
冬山での登山をより快適したい人はドイター フリーライダープロ32+10をぜひ試してみてください。




