おつかれヤマです、マッシュです。
GORE-TEX&ミドルカットのトレッキングシューズしか持っていなかった僕ですが、軽さと乾きやすさを求めてトレランシューズを買ってみました。
購入したのは「サロモンスピードクロス6(GORE-TEX非搭載)」です。
実際に登山で履いてみて、滑りにくさ・フィット感の良さを身をもって体感できました。
ぬかるみなどの滑る場所でも、しっかり踏み込めるので、グリップ力はトレッキングシューズと遜色なし。
登山やトレランで「軽くてグリップの効くシューズが欲しい」と感じている人に、サロモンスピードクロス6はぴったりな一足です。
この記事では、スピードクロス6を選んだ理由や使用感レビューを詳しく解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。
サロモンとはフランスで誕生したアウトドアブランド

サロモン(Salomon)はフランスで誕生したアウトドアブランドです。
スキー用品からスタートし、現在は登山やトレランシューズで世界的に有名なブランドです。
特にスピードクロスは高いグリップ力と軽さ、優れたフィット感で評価が高い人気シリーズ。
近年ではタウンユースにも使えるシューズとして支持を広げています。
機能性とスタイルの両立を求める人に、サロモンはまさにおすすめのブランドです。
サロモン「スピードクロス6」のスペックと特徴を紹介

サロモンスピードクロス6は、軽さ・グリップ力・快適性のバランスが非常に良く、登山やトレランに初めて挑戦する人にもぴったりな一足です。
グリップが良くぬかるみや岩場にも強いシューズなので、濡れた登山道でも安心して歩けます。
スペックまとめ
- 重量:約298g(27cm片足)
- アウトソール:Mud Contagrip(深いラグ構造)
- ミッドソール:EnergyCell+
- アッパー素材:リップストップ素材、砂よけメッシュ
- レースシステム:Quicklace(クイックレース)
- 防水仕様:GORE-TEX搭載 または 非搭載
- サイズ展開:レギュラー幅 または ワイド幅
どんな路面でもしっかりグリップするアウトソール

靴底には「Mud Contagrip」と呼ばれるアウトソールが使われており、深く鋭いラグ(突起)がしっかり地面を掴みます。
泥でぬかるんだ場所や岩場でも滑りにくく、石などが詰まりにくい構造になっています。
優れたクッション性で衝撃吸収するミッドソール

「EnergyCell+」と呼ばれるミッドソールが採用されており、優れたクッション性と反発力でゴツゴツした登山道でも足から伝わる衝撃を吸収、疲労を軽減してくれます。
アッパー素材は「砂よけメッシュ」と「リップストップ」

アッパーには、砂や土の侵入を防ぐ目の細かい砂よけメッシュ、擦れに強く裂けにくいリップストップナイロンを採用し、高い耐久性と快適性を両立しています。
軽量で足さばきがスムーズ

片足298g(27cm)という軽さで、長時間の行動でも疲れにくく、走りやすさも向上しています。
ミドルカットのトレッキングシューズでは考えられない足さばきの良さです。
クイックレースで脱ぎ履き簡単

サロモン独自の「クイックレース(Quicklace)」を搭載。
紐を結ぶ必要がなく、素早くシューズを着脱できるので、休憩時でもスムーズに脱ぎ履きできます。
クイックレース(Quicklace)の締め方・緩め方
クイックレースの締め方・緩め方を解説します。
動画もXにポストしているので、参考にしてください。
締め方

スピードクロス6を履いたら、コード(紐)を締めます。


ストッパーをスライドさせて固定します。


余ったコードはクルクル巻いてタンのポケットに収納すればスッキリ
緩め方

タンのポケットからコードを出してストッパーを上げればすぐに緩めることができます。
クイックレースは交換も可能
もしクイックレースが切れたり、劣化した場合でも「クイックレースキット」を購入すれば、自分で交換できます。
サイズ感は?サロモンスピードクロス6を実際に履いた感想
僕の足のスペックと選んだサイズ
- 足の実寸:27.2cm
- 足囲:25.3cm(大体2Eないくらいの幅)
- 普段履いてるスニーカーサイズ:28.0cm
- スピードクロス6のサイズ:28.0cm
「ややタイトめ」だが、普段のスニーカーと同じサイズでOKだった

結果として、普段履いているスニーカーと同じサイズでちょうど良い履き心地でした。
スピードクロス6は、足をしっかりと包み込むようなフィット感が特徴で、特に甲や足幅まわりがややタイトな印象です。
シューズ自体の柔軟性やクイックレースの締め具合で、ある程度の調整はできるので、「サイズ選びはそこまでシビアにならなくても良いのでは」というが僕の感想です。
僕は普段履いているスニーカーと同じサイズで問題ありませんでしたが、人によっては最初ややきつく感じるかもしれません。
足幅が広い方は、0.5cm大きめを選ぶか、ワイドモデルを検討するのがおすすめです。
【レビュー】サロモンスピードクロス6のおすすめポイント
スピードクロス6は、登山やトレランを快適にする工夫がたっぷり詰まったシューズです。
実際に使ってみて感じた、特に優れたポイントを紹介します。
クイックレースが楽すぎる

コードを引くだけでフィットするクイックレースが本当に便利です。
シューズの脱ぎ履きもスピーディーで、紐が解ける心配もありません。
通常の靴紐の方が安心だと感じるかもですが、クイックレースでも登山中に緩みは全然感じませんでした。
グリップ力がすごい!ぬかるみでも滑らない

ぬかるんだ登山道でも滑らずにしっかり踏ん張れるグリップ力には正直びっくりです。
アウトソールのラグ(凹凸)が深く、ぬかるみや岩場でもしっかり止まってくれます。
「グリップ力はトレッキングシューズの方が優れているだろう」と甘く見ていた僕の想像を超えてきました。
とにかく軽いから疲れにくい

片足298g(27cm)と一般的なトレッキングシューズの半分以下の重量なので、そりゃ軽いわけです。
足を持ち上げる力が少なくて済み、長時間歩いても疲れにくいので、その影響は登山の後半に大きく出てきます。
フィット感やクッション性が良くて驚いた

足を入れると最初はタイトな感じがして不安だったのですが、慣れてくると足全体をしっかりホールドしてくれるフィット感で安心して歩けるようになりました。
実際に履いてみると、登山中の激しい動きでもズレにくく、衝撃をしっかり吸収してくれるクッション性も感じました。
隙間がないので小石や砂利がシューズ内部に入ってこない

履いたときに足とシューズの間に隙間が空かないので、登山中に小石や砂利が内部に入ってくることはほぼありません。
この辺も足へのフィット感と関係してきますが、クイックレースだけでもしっかり固定できるので、無駄な隙間ができないのだと思います。
平らな舗装路でも歩きやすい

スピードクロス6は、クッション性が高く足裏の返りが良いので、平らな舗装路でも自然な歩行がしやすく快適です。
山によっては、駐車場と登山口が離れていて長い林道歩きがあることもしばしば。
通常のトレッキングシューズはゴツゴツした登山道を歩くのに適した反面、ソールが硬いため平らな舗装路は歩きづらいです。
登山道と舗装路のどちらも歩くような行程では、バランスの取れた履き心地が大きなメリットになります。
多少濡れてもすぐ乾き、蒸れにくい。

GORE-TEX「非搭載」モデルだと内部に浸水してきますが、濡れてもすぐに乾いてきます。
通気性の高いメッシュ素材でムレにくく、暑い日に長時間歩いてもシューズ内部がドライで快適です。
GORE-TEXの防水性は高いですが、上部からの水の侵入や足汗で内部が濡れると乾きづらいのが難点。
晴れの日の日帰り登山では、GORE-TEX「非搭載」モデルの方がむしろ使いやすく感じました。
購入前に知っておきたい!サロモンスピードクロス6の注意点
標準幅はタイトなので足幅が広い人は注意

スピードクロス6は足幅がやや細めに作られています。
足が幅広の人は、履いてすぐに「きつい」と感じる場合もあるので、特に普段3Eの靴を履いている場合はワイドモデルを検討してみても良いかもしれません。
クイックレースは便利だが、調整に慣れが必要

便利なクイックレースですが、最初は締め具合の調整に少しコツが必要です。
自分に合ったフィット感を掴むまでは何度か調整が必要ですが、慣れてしまえば格段に便利なので、自分の感覚を掴むまで頑張りましょう。
ローカットシューズは足首をひねりやすい

ローカットのスピードクロス6は足首まわりのホールドがないため、ミドルカットの登山靴と比べて足首のサポート力が低いのが弱点。
特に木の根や岩場の多い登山道では、足をひねるリスクが高まるので注意が必要です。
GORE-TEXは必要?サロモンスピードクロス6の選び方ガイド

スピードクロス6にはGORE-TEX「搭載」モデルと「非搭載」モデルがあります。
それぞれの特徴と選び方を解説します。
GORE-TEXモデルのメリットと注意点
GORE-TEXモデルの最大の魅力は、優れた防水性と透湿性。
強い雨でも生地が水を通さず、長時間の山行でも快適さをキープできます。
雨の日の使用でも快適に履きたい人はGORE-TEXモデルをおすすめします。
スピードクロス6はローカットのため上部から水が侵入しやすいので、ゲイターを使用することでGORE-TEXの性能をさらに活かせます。
GORE-TEX「非搭載」モデルのメリットと注意点
GORE-TEX「非搭載」モデルは、とにかく軽く、乾きやすいのが魅力。
多少濡れてもすぐに水が抜け、晴天時の快適性は抜群です。
「非搭載」モデルでも多少の水はけはありますが、本降りの雨だとすぐに浸水してきます。
晴れの日にしか履かない人には「非搭載」モデルがおすすめです。
僕は「軽さ」と「乾きやすさ」を求めてGORE-TEX「非搭載」を選んだ

僕は「軽さ」と「乾きやすさ」を重視してあえて防水なしのGORE-TEX「非搭載」モデルを選びました。
特に夏場はムレにくく、GORE-TEXがないことでかえって快適に感じる場面も多いです。
結果として、晴天時の日帰り登山では十分に満足しています。
GORE-TEXはもちろん優れた性能ですが、使用シーンによっては「非搭載」モデルも選択肢になります。
僕にとっては「軽くて乾きやすい」が一番の魅力でした。
実際の口コミ・評判は?ネットショップでの評価まとめ

サロモンスピードクロス6は、優れたグリップ力と軽量性、クイックレースの扱いやすさで多くのユーザーから高評価を得ています。
Amazonや楽天市場などのECサイトに投稿されたレビューをもとに、実際の評価を「良い評価」「悪い評価」に分けて紹介します。
まとめ サロモンスピードクロス6はこんな人におすすめ

この記事ではサロモンスピードクロス6をレビューしました。
僕は、軽さと乾きやすさを求めてスピードクロス6のGORE-TEX「非搭載」モデルを選びましたが、僕のニーズをしっかり満たしてくれています。
ローカットのトレランシューズですが、足へのフィット感やグリップ力は申し分なし。
天気の良い日帰り登山ならどんな山でも行けちゃいます。
「ミドルカットは持っているけど、もっと軽い靴が欲しい」という人は、ぜひ僕のレビューを参考にスピードクロス6を検討してみてください。