【サロモン XA PRO 3D V9をレビュー】登山にも使える万能トレランシューズ!抜群の安定性とグリップ力で悪路も安心

サロモン・XA PRO 3D V9をレビュー シューズ

みなさん、おつかれ山です。
無雪期の登山はトレランシューズ一択になったマッシュです。

みなさんは登山の際に、どんな靴を履いていますか?

突然の雨や凸凹で滑りやすい地面から足元を守るため、防水性・丈夫なソール・グリップ力はとても重要な要素です。
そのため、登山ではGORE-TEXミドルカットのトレッキングシューズを履くことが今までは主流でした。

しかし、GORE-TEXのトレッキングシューズは蒸れやすく、一度濡れると乾きません

そこで、登場するのがトレランシューズ。
その中でも、サロモンの人気モデル「XA PRO 3D V9」を紹介します。

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

従来のトレッキングシューズと変わらないグリップ力安定感で、凸凹の登山道でも足元をしっかり支えてくれる信頼の一足。
サロモン独自の「クイックレースシステム」で超簡単にシューレースを締められます。

もちろんデメリットもありますが、トータルで考えてトレランシューズを履いています。

マッシュ
マッシュ

僕は、軽さ通気性を重視してGORE-TEX無しのモデルを履いています。

そこで本記事では、サロモン XA PRO 3D V9を実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを正直レビューしていきます。
ぜひ最後まで読んでください。

メリット
デメリット
  • かかとのホールド感が良い
  • しっかり地面を掴むグリップ
  • つま先を岩にぶつけても痛くない
  • クイックレースで脱ぎ履きが楽ちん
  • 濡れても乾きやすく、暑くても蒸れにくい
  • ミドルカットと比べると半分の重さ
  • 幅がややタイト
  • 通気性が良い反面、冷たい風も通す

僕が使っている登山道具すべてをまとめた記事も公開しています。

サロモン XA PRO 3D V9 を使ってみたレビュー

XA PRO 3D V9の28.0cmを履いた結果(普段の靴も28.0cm)

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

僕が普段履いている靴のサイズは、スニーカー28.0cm登山靴では27.5cm28.0cmを履いています。
試着を繰り返した結果、僕は28.0cmXA PRO 3D V9を選びました。

他のスニーカーと長さはほぼ同じでジャストサイズ。
つま先は0.5cm余るくらいのちょうど良いゆとりがあり、歩いている途中でつま先が当たるような窮屈さはありません。
かかとのホールドがしっかりしているので足と靴の一体感があり、足を入れた瞬間に程よい締め付け感を感じます。

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

幅はややタイトな作りで、窮屈ではないですが足の甲周りに余裕はあまりないです。
最初は圧迫感がありましたが、何度か履くうちにアッパーが馴染んできて、今では違和感なくフィットしています。
足幅が広い人は、0.5cm大きいサイズを選ぶのがおすすめです。

Amazonなどのレビューでは「サロモンのシューズは小さめ」と書かれれていることが多いですが、足幅が広くなければそこまで意識することはないです。

どんな路面でもグリップできるオールラウンドなトレランシューズ

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

実際に登山道を歩いてみましたが、XA PRO 3D V9グリップトレッキングシューズとほぼ変わらない性能があると感じました。
ラグ(ソールの凸凹)が独特の形状をしているので、土や砂利の多い登山道でもしっかり地面をとらえてくれている感覚です。
一方で、土や落ち葉が詰まりやすいと感じたので、詰まりが多いとグリップが極端に落ちるので注意。

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

岩場も歩いてみましたが、岩肌の小さい凹凸でもラグが引っかかり止まる感覚があります。

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

凸凹な登山道でも左右のブレは全然感じませんでした。

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

ラグの溝があまり深くないので、ランニングシューズにより近い感覚で歩いたり走ったりすることができます。
駐車場と登山口が離れていて林道や舗装路を長時間歩くような場合でも苦になりません。

つま先を保護する「トゥキャップ」で岩にぶつけても痛くない

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

つま先は足裏から伸びてくるトゥキャップで保護されており、岩など硬いものに誤ってぶつけてしまっても全然痛くなかったです。

トレランシューズは衝撃からの守備力が低い傾向がありますが、XA PRO 3D V9の場合はトゥキャップがあるので凸凹の岩場でも安心して歩けます。

クイックレースシステムで脱ぎ履きが圧倒的にラク

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

サロモンのトレランシューズの多くに採用されているクイックレースシステム
靴ひもを結ぶ必要がなく、締めたり緩めたりが簡単にできるので超ラクチン。
お世辞抜きで「もう普通の靴ひもには戻れない」と感じるほどの快適さです。

実際に使ってみると、全体を均等な強さで締めてくれるので、キツすぎず緩すぎずのバランスの良い加減で締めやすいです。
注意点としては、強く締めすぎることを繰り返すとシューズ側のループが切れてしまいます。
強く締めなくてもしっかりフィットするシューズなので、自分の中で程よい加減を探しましょう。

余ったレースはシュータン上部のポケットに簡単に収納できるので、見た目もスッキリ。

具体的な締め方は僕のXポストを参考にしてください。

結び目がほどけたり紐がどこかに引っかかる心配がないため、登山やトレランなど動きの多いシーンでも安心です。

脱ぐときもストッパーを緩めるだけでサッと足が抜けるので、下山後の一刻も早く脱ぎたいときはすばやく快適になれます。

僕が特に便利だと思ったのは、テント泊のとき。
脱ぎ履きが簡単でテントの出入り時の手間がないので、サンダル要らないなと思いました。

GORE-TEX無しを選択!速乾で蒸れにくいが、冷たい風には弱い

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

XA PRO 3D V9にはGORE-TEXモデルもありますが、僕はGORE-TEXではないモデルを選びました。理由は、濡れてもすぐ乾く「速乾性」と内部の「蒸れ」をできるだけ軽減したかったからです。

実際に履いてみると、通気性が格段に良く、長時間の行動でも足が蒸れにくいです。
中が濡れたとしても、雨が上がれば歩いているうちに自然と乾きます
汗をかいても靴の中がサラッとしているので、特に暑い時期の登山では快適です。

マッシュ
マッシュ

GORE-TEXとはいえ、履き口からの浸水自分の汗などで内部が濡れるのはよくあること。

一度濡れてしまうと全然乾かないからマジでやっかい。

通気性が良い分、防風性は低めなので、冷たい風が吹けば足に伝わりやすいです。
寒い時期の登山では、指先から冷えてくるので、冬用の厚手ソックスを履くなどの工夫が必要です。

価格についても、GORE-TEXの有りモデルが22,000円無しモデルが18,700円価格差3,300円
3,300円安いなら、GORE-TEX無しの方が良くないですか?笑

ミドルカットの半分の重さ!一歩一歩が軽い

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

XA PRO 3D V9に限った話ではありませんが、トレランシューズで登山をしてみると最初に感じるのが、「マジで軽い」です。

XA PRO 3D V9の実測重量は342g
僕が履いていた「AKU CONERO Ⅲ GTX」は763g
重量差は421g
山で見かける人の大多数がミドルカットのトレッキングシューズを履いていますが、倍以上の重量があります。

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

実際に履き比べても、この軽さが一歩ごとに大きな違いとして現れるので、長時間の登山になるほど影響が大きくなります。
ミドルカットの方がソールの剛性が高いことによる疲労軽減もありますが、やはり重量差による疲れにくさのほうが圧倒的に大きいです。

価格もミドルカットよりトレランシューズの方が安いので、「高価な登山靴だと少しオーバースペック」だと感じている人はぜひトレランシューズを試してほしいです。

サロモン XA PRO 3D V9 のスペックと外観

スペック

ブランド名サロモン(SALOMON)
商品名XA PRO 3D V9
防水性能なし
重量323g
アッパー合成素材/テキスタイル
アウトソールラバー
ライナーテキスタイル
インソールテキスタイル
かかと部高さ28.7mm
前足部高さ17.3mm
ドロップ11mm
シューレースのタイプクイックレース(Quicklace)

実測重量(28.0cm)

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

XA PRO 3D V9(28.0cm)の重量を実際に測ってみたら342gでした。

アウトソール「All Terrain Contagrip」

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

All Terrain Contagrip」と呼ばれるアウトソールは、どんな路面状況でも安定した歩行ができるように設計されています。

ミッドソール「EnergyCel+」

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー
アッパーとアウトソールの間にあるクッション素材がミッドソール

EnergyCel+」と呼ばれるミッドソールは、足へ伝わる衝撃を吸収するクッション性があります。

シャーシ「3D Advanced Chassis」

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー
「SALOMON」ロゴの下に「3D ADV/C」と書かれた部分がシャーシ

アウトソールとミッドソールの間には「3D Advanced Chassis」と呼ばれるシャーシがあることで、かかとをしっかりホールドし、左右のブレを軽減しています。

つま先部分の「トゥキャップ」

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

つま先部分には、足裏から伸びてくる「トゥキャップ」によって保護されており、岩などに硬いものにぶつけても衝撃を和らげてくれます

アッパー部分

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

通気性の良い合成素材を使ったアッパー部分。

履き口

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

厚めのインナー素材で足にフィットします。

シューレース「クイックレースシステム」

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

クイックレースシステムで脱ぎ履きが楽ちん。

サロモン XA PRO 3D V9 はこんな人におすすめ

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

サロモン XA PRO 3D V9は、「もっと軽いシューズがほしい人」や「フィット感や安定感を重視する人」におすすめです。

ミドルカット登山靴だと重く感じるのでもっと軽いシューズがほしい、でもグリップなどの性能は落としたくないという人にぴったりのシューズです。
ミドルカットシューズの半分の重さで、長時間歩いても足への負担が少なくテンポよく進めます。

足の甲からかかとにかけてのホールド感が抜群で、足がシューズ内部でブレにくく安心して足を運べます。
クイックレースシステムで全体を均等に固定することができるので、足とシューズのフィット感が抜群に良いです。

サロモン XA PRO 3D V9 レビュー まとめ

サロモン XA PRO 3D V9をレビュー

サロモン XA PRO 3D V9は、軽さ・安定感・フィット感のバランスが非常に優れたトレランシューズです。
実際に履いてみて感じたのは、「どんな路面でも安心して歩ける万能シューズ」ということ。
軽量ながらソール剛性はしっかりしており、舗装路からトレイル、岩場まで安定した歩行ができます。

クイックレースシステムによる脱ぎ履きのしやすさや、通気性の高さも大きな魅力。
GORE-TEX無しのモデルだからこその蒸れにくさと軽快な履き心地は、日帰り登山や夏のハイクにも最適です。

グリップ力も文句なしで、土や砂利、岩場などあらゆる路面でしっかり止まってくれるので登りも下りも安心して次の一歩を踏み出せます。
総合的な完成度の高さはさすがサロモンです。