おつかれ山です、マッシュです。
登山では標高が上がるほど紫外線が強くなり、肌だけでなく“目”もしっかり守る必要があります。
実際、長時間の紫外線は視界の疲労や目のダメージにつながることも。
そんな山の強烈な日差しから目を守ってくれる頼れる相棒が、オークリーの「フロッグスキン」です。
オークリーといえば、スポーツシーンで定評のある高い光学性能と耐久性が魅力。
登山のような長時間のアクティビティでも抜群の快適さを発揮してくれます。
さらにフロッグスキンは、山でも街でもおしゃれにきまるデザインで、登山中でもずれにくいフィット感や、リュックのポケットに収まりやすい収納性の高さも嬉しいポイント。
今回は、そんなオークリーフロッグスキンを実際の登山で使用して感じたことを、率直にレビューしていきます!
オークリーフロッグスキンを登山で使ってみたレビュー
【登山でも街でも映える】プリズムサファイアレンズは夏にぴったり!眩しさカット&クールな目元

僕はブルーカラーのレンズ「プリズムサファイア」を購入しました。
濃いブルーレンズなので暗くなるかなと思いましたが、登山中も明るさが保たれていて、視界はかなりクリアでした。


青い見た目とは裏腹に、視界はほんのり暖色寄りで自然な色味に見えます。
強い日差しの中でも景色全体が明るいままで、ギラつきも抑えられていて快適。
木々の緑や地面の凹凸、岩の陰影までしっかり見え、アウトドア用サングラスとしてとても好印象でした。
「不要な反射光をカットしつつ、自然なコントラストを高める」という、プリズムレンズの特徴がしっかり活かされていると実感しています。
青みがかったミラーで目元がとにかくクールに見えるので、夏の登山コーデにもよく馴染みます。
街でも違和感のないデザインで、普段使いにもバッチリ。
機能性と見た目、どちらも満足できるレンズです。
軽量オーマターフレームで長時間の装着でも痛みなし

僕はローブリッジフィット(アジアンフィット)を選びましたが、自分の顔にはこれがしっくりきました。
ローブリッジフィットは、鼻筋が低めで顔幅が広めの日本人にフィットしやすい設計。
鼻へのフィット感がちょうどよく、耳への圧迫感もなく終始安定した装着感でした。
フロッグスキンのフレームにはオークリー独自の「オーマターフレーム(O-Matter)」が採用されており、軽量かつしなやかで、熱や衝撃、温度変化にも強い高機能素材です。
長時間でも快適なかけ心地と優れたフィット感を実現しています。
実際に5〜6時間の登山中ずっとかけていましたが、ズレや痛みは一切なく、途中で外したくなることもありませんでした。
着けているのを忘れるほど自然なフィット感で、「気づいたらずっとかけていた」と感じるほど。
登山中の集中力を妨げない快適さは、大きな魅力だと実感しました。
スマホ画面が見やすくFace IDも反応しやすい

フロッグスキンは、スマホ画面が見やすく、Face IDもほぼ問題なく反応します。
太陽光が直接スマホ画面に当たるような明るい環境でも、画面の見えづらさを感じることはありませんでした。
僕が持っている「オークリーレーダーロックパス」ではFace IDがなぜか反応しないことが多いのですが、フロッグスキンはほぼスムーズに認証してくれます。
もはや登山にスマホは欠かせないので、サングラスをかけることでスマホの操作性が落ちるのは避けたいところです。
折りたたむと厚みがないのでリュックのポケットに収納しやすい

フロッグスキンは、折りたたんだときに厚みが出ないため、リュックやポーチにも無理なく収納できます。

僕は「パーゴワークススナップ」を外付けポーチとして使っていますが、日の出前の暗い時間に登山を開始する際は、スナップのメッシュポケットにフロッグスキンを入れておきます。
日焼け止めを塗り直すときや、日陰で休憩するタイミングなど、サングラスを外したい場面でも素早く扱えるのは嬉しいポイントです。
ノーズパッドがないので汗で濡れるとズレることもある

フロッグスキンはノーズパッドがないので、汗をかくと多少ズレることがあります。
とはいえ、普段使いのメガネでも起こる程度のズレなので、通常の登山であれば大きな問題にはなりません。
実際に登山中に汗をかいても、たまに位置を直すくらいで済み、ストレスになるほどではないと個人的には感じています。
ただし、トレランなどでスピードが出て振動が多い場面では、ズレやすさが気になるかもなので、ノーズパッド付きのスポーツサングラスが向いています。
用途に応じて使い分けることで、より快適にフロッグスキンを活用できます。
横からの光は防ぎきれないが眩しさを感じない

フロッグスキンはレンズのカーブが緩やかで、ぱっと見た印象では横からの光が入りそうに見えます。
ですが、実際に登山で使用していて眩しさを感じたことはほとんどなく、快適に使えています。
眩しさを感じなくても紫外線が横から入ることもあるので、気になる場合はカーブの強いスポーツタイプも選択肢に入れてもよいかもしれません。
とはいえ、カーブが大きいサングラスは収納性が落ちるのがデメリット。
その点、フロッグスキンは薄く折りたためるので小さいポケットでも収まりやすく便利です。
オークリーフロッグスキンのスペックと外観
製品名 | オークリーフロッグスキン(Oakley Frogskins) |
フレーム | 軽量で頑丈なオーマター(O‑Matter) |
フィット | ハイブリッジフィット、ローブリッジフィット、ユニバーサルフィットから選択 |
レンズ | Prizmレンズ、Prizm偏光レンズから選択 |
サイズ | XL(137mm)、L(134mm)、M(132mm)から選択 |
可視光線透過率 | 12%(プリズムサファイア) |
重量(実測) | g |

実測重量は23g。

80年代のレトロ感をイメージするクラシックなウェリントン型でやや丸みのある太めのフレーム。
カーブが緩やかで「スポーツサングラス感」はないので、アウトドアでもカジュアルでも馴染みやすい定番デザインです。

ローブリッジフィット(アジアンフィット)仕様。
日本人の顔に合いやすい鼻幅設計。
鼻が低めでもズレにくく、頬にも当たりにくい安定のフィット感。

プリズムサファイアレンズ搭載。
オークリー独自の「Prizm」テクノロジーにより、反射光をカットしつつ自然なコントラストを強調。
表面は鮮やかな青のミラーレンズで、強い夏の日差しにも映えるクールな印象。
角度によって青〜水色に変化する反射が美しく、目元を隠しつつスタイリッシュな見た目です。

オーマターフレーム採用で軽量&耐久性は文句なし。
オークリー独自のナイロン系素材「O-Matter」は、驚くほど軽く、衝撃や温度変化にも強いのが特徴
長時間かけても快適です。

オークリーのロゴが両テンプルに刻印。
オークリーフロッグスキンはこんな人におすすめ

「登山と普段使い、どちらでもサングラスを使いたい人」にフロッグスキンは特におすすめです。
スポーティーすぎないクラシックなデザインで、山でも街でも違和感なく使えるのが魅力。
下山後にそのまま街を歩いても自然に馴染みます。
「長時間かけても快適なサングラスを探している人」にも向いています。
オークリー独自のオーマターフレームはとても軽く、登山中にかけ続けても耳や鼻が痛くなりにくいです。
実際に5〜6時間の登山中にずっとかけていても快適でした。
快適さとおしゃれさの両立を求める人にぴったりの1本です。
オークリーフロッグスキンのレビューまとめ

フロッグスキンは、登山と普段使いの両方で使いやすいデザインと、軽くて快適なかけ心地が魅力のサングラスです。
オーマターフレームで長時間かけても痛みやズレが少なく、プリズムサファイアレンズはギラつきを抑えて視界もクリア。
サングラスを探している方はぜひご検討ください。