安達太良山 火山と渓谷2つの魅力 2022.5.10

北海道・東北・新潟

新潟から日帰りで行ける未踏の百名山が減ってきた今日この頃、新緑の安達太良山に登ってきました。

天気は超快晴!

ルートは奥岳登山口からロープウェイを使わずに登りました。

総距離は10km超とミドルクラスの長さでしたが、急な登りは特にないルートなので登山を始めたばかりの人でも十分狙える百名山です。

安達太良山はどんな山?

福島県にある日本百名山で標高は1700mです。

奥岳登山口からロープウェイを使えば頂上まで1時間半で行けちゃいます。

この奥岳登山口には奥岳の湯という温泉もあるので下りてきたらそのまま風呂でさっぱりできます。

安達太良山は新緑も素晴らしいですが、紅葉でも有名です。

また、登山道の途中にあるくろがね小屋は一年中開いているので雪山登山も満喫できます。

しかも、なんとこの山小屋は温泉付き!

くろがね小屋は1泊2食付6600なので北アルプスの山小屋に比べると半値くらいです。

日帰り入浴もできるので泊まらなくても温泉に入れます。

安達太良山(奥岳コース)の難易度

体力レベル
余裕
ヘトヘト
危険レベル
初心者も安心
手に汗握る

奥岳登山口は危険な場所や急な場所もないのでそこまで大変な登山ではありませんが、ロープウェーを使わないと10km以上と距離はそこそこありますので水分は十分に持っていきましょう。

登山口と駐車場

登山口付近はあだたら渓谷への入口や冬はあだたら高原スキー場と登山以外でも楽しめる要素がある場所です。

活動データ

薬師岳・安達太良山・矢筈森 / つのださんの安達太良山薬師岳(福島県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

奥岳登山口からスタートしてあだたら高原スキー場のリフト下を歩くところから始まります。

下りは爆裂火口→矢筈森→くろがね小屋→あだたら渓谷を通って元の場所に戻ってきました。

登山日記

登山口近くの駐車場は結構広いです。

今日は最高にいい天気。

雲海が見えます。

スタート!

いきなり登山道ではなくて、最初は少し普通の舗装された道を歩きます。

あだたら高原スキー場のゲレンデ脇を歩いていきます。

リフトの下を歩きます。

なんとなくリフト下は苦手なんです(^^;;

しばらく登ってきました。

安達太良山の頂上が遠くに見えます。

ちょこんと見える頂上から別名“乳首山ちちくびやまと言われる所以が分かります。

雲ひとつなし!!

左奥に見えるのは蔵王連峰でしょうか。

途中の薬師岳。

ここは広いので腰を下ろして休むのにちょうどいいです。

今日はほんとの最高の空が見えました。

薬師岳を過ぎるとリフト乗り場からの合流があって木道が続きます。

しばらく登ると景色が開けて山頂への案内標識が現れます。

5月中旬は残雪がまだまだいっぱいです。

でもアイゼンは必要ないですね。

大きめの岩から手のひらサイズの石が転がる登山道を歩いていくと山頂はもうすぐです。

見えてきました。

山頂の乳首です。

頂上到着!

後ろの乳首が本当の頂上です。

近づいていくと案内があり、簡単に登れます。

本当に気持ちいい日です。

真ん中奥に見える山は那須岳、右奥は磐梯山です。

この日は平日で誰もいませんでしたが、天気の良い土日とかだとゆっくり休むには狭いと思うのでお昼と食べるのは乳首を下りた広いところがいいと思います。

真ん中奥やや左が磐梯山、右奥の白い山が飯豊連峰

飯豊は真っ白ではなくなってきたものの、やはり他の山に比べるとだいぶ雪が残ってますね。

飯豊連峰の右側に吾妻連峰

遠くに蔵王連峰

今日は百名山が揃ってますねー

ザ・火山な風景。

下山は爆裂火口くろがね小屋を経由して帰ります。

爆裂火口。

今噴火したら非常に困ります。

頂上から歩いてきた道。

西部劇のロケ地にいかがでしょうか?

ここまで登ってこないとですが。

この分岐を過ぎるあたりまでは火山の西部劇風の景色が続きます。

バックカントリースキーしたくなるー!!

スキーもしたことないから実戦まではだいぶ遠いです。

くろがね小屋です。

泊まらなくても温泉入れるので安達太良山に来たらぜひどうぞ。

くろがね小屋からさらに下りるとあだたら渓谷があります。

渓流沿いを歩いていく気持ちのいい道です。

木道多めの歩きやすいルートでしたが、木道は滑るので足元注意です。

あだたら渓谷にある滝。

名前がありましたが、忘れました。

水も澄んでいるし新緑も綺麗だし歩いていて気持ちいいです。

下りてきたら奥岳の湯で速攻で汗を流せます!

料金は大人650円、子供450円です。

温泉臭はあまりしませんでした。

露天風呂は眺めが良くて、春には若葉の新緑、秋には燃える紅葉を眺めながらゆっくりお風呂に浸かれるような景色でした。

ロープウェイに乗って登山もできますので気軽に登山したい方はぜひ使ってみてください。

料金は、大人が片道1,050円・往復1,750円子供が片道800円・往復1,350円

注意:今回僕が下山時に使ったルート(くろがね小屋、あだたら渓谷)だとロープウェイは使えません。

帰り道の途中から磐梯山が見えました。

福島の山と言えば、磐梯山安達太良山吾妻連峰、あとは尾瀬の燧ヶ岳会津駒ヶ岳と良い山がいっぱいあります。

新潟県民ですが隣の福島県は大好きです。

次来る時は飯豊山に登るときかな。

ということで安達太良山登山でした。

安達太良山は頂上付近の荒涼とした火山風景からあだたら渓谷のマイナスイオンたっぷりの景色まで、ひとつの山でいろんな魅力が詰まってます。

登山を始めたばかりの初心者でもそこまで気合を入れずに登れる百名山なので、ぜひ登ってみてください。

僕は次に安達太良山に来る時はくろがね小屋に1泊したいなって考えてます。

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